さて、いよいよ池の水を循環させてかけいから水が落ちる、その装置を作る。熱帯魚の水槽の循環をヒントにして応用できないか考えた。もう一つは風呂の水を再利用するモーターを利用できないかと考えた。
熱帯魚用の循環装置は高くつきそうだ。風呂の水の再利用のシステムは安くつく。試すよりない。明日から仕掛けてみる。
インド行のビザも気になっている。友人のKさんが一緒に行きたいと言い出す。9.5で現地まで往復できる。伝えた。
まどの友人が集まっている。ベートーベンの誕生日とか、ケーキやらで盛り上がるつもりらしい。
今日一日家でゆっくり過ごす。庭の掃除、本を読む。ネットをする。そうして日が暮れた。ちょっとばかり整理をするが、これといって特別な日ではない。
立花隆の『脳について分かったこと』を読む。最後に書かれていた言葉、≪科学がどれほど進んでも、あらたに「わからない」ことが出てくる。この「わからなさ」は、自分が死をめぐる哲学で悩んでいた若いころの『わからなさ』と実は大差がないように思います。人間とは何か。生とは何か。死とは何か。その謎を問い続けていくのが人間なのかもしれません。と結んでいる。
彼女の髪を染める。ヘナを塗る。
一泊どまりでクエを食べに行く。天然のクエを食べさせてくれる。テレビでも紹介されている湯浅の小さい温泉宿。女性にも好まれるようなセンス良い旅館だった。
温泉めぐりになる。男3人の旅となると、いいものを食ってお土産買って・・・。通り相場だ。みかんが畑に転がっている。いくつかいただく。
かえり紀三井寺に参る。221段だったか、その急な階段を上る。季節はずれの参拝。若いころに来たことがあった。
土産を買う。「黒牛」地酒を買って帰る。甘口か、ひつこくない。高速が南紀まで伸びている。簡単に行ける。
レクサスRXの新車が売り出された。すごく惹かれる。まあ無理だとわかっている。雑誌で楽しむよりないが、困ったことに掻き立てられる。煩悩から抜け出せない。
そんな中、藥師寺に行く。例の唯識の講座だ。横山さんの『唯識とは何か』を傍らに置いて・・・。長老の話は、解説ではない。それだけにどう受け取るか、私まかせだ。どうとでも受けとれるだけにこちらの構えが左右する。奥が深い。
あと、西大寺で途中下車。喫茶店で落ち着く。
本屋による。毎年の手帳を買う。1500円。ちょうどくじをしていた。ひいてみた。1000円が当たる。一冊本が買える。らっきー!
稲垣潤一名前だけは知っている。ひょんなことから興味を持った。彼の本を読んでみた。下積みの生活の時代があった。
どういうことか。私自身下ずみの辛酸をなめる生活はしていないといっていい。尊敬する。のほほんといい目をしているといっていい。
人はいろいろだ。それなりに見えないところで苦労を重ねている人も多いのだが、見えてこない時がある。ことに自分の実力でつかんだと思っている人にもそれなりに苦労があるはずだが・・・。
今の生活、毎日それなりに充実しているといえるかもしれない。上出来!拍手を送りたいが、何を成し遂げるかという面では、何もできていない。自己満足の世界である。